こどもの写真を撮るコツ

脱・ブレブレ写真!動き回る子どもの写真を上手に撮る方法

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

アイキャッチ

こんにちは、はるです。

いつでも元気いっぱいの子どもは、写真を撮る時でもお構いなし。


しかし元気いっぱいに動き回られると、ブレてしまったり、フレームアウトしてしまったり…。 子どもの写真を撮る時に苦労している人もたくさんいるのではないかと思います。

子どもの写真を撮りたいのに、子どもの動きが激しすぎて全然上手に撮れないんです…。

動き回る子どもの写真を撮るのには、コツがあります。コツを掴めば成功率が格段にアップしますよ。

この記事では、動き回る子どもをしっかりと写真に収めるためのコツをご紹介していきます。

スマホカメラでも使えるコツがたくさんありますので、チェックしてみてくださいね。

スポンサーリンク

撮影はなるべく明るい場所で行い、被写体ブレを防ぐ

被写体ブレとは?

シャッターボタンを押した瞬間に被写体(写っている人や物)が動いてしまい、被写体だけがブレた状態で写ってしまう事。
被写体だけがブレるので、他の部分はクッキリと写っていることが多い。

被写体ブレ写真の例
被写体ブレしている写真の例

どんなカメラを使っていても、撮影はなるべく明るい場所で行うようにしましょう。

カメラの性能上、周りの環境が暗ければ暗いほど写真がブレる可能性は高くなります。

そして意外と盲点なのが室内での撮影。目で見た時には明るく見えていても、カメラにとっては暗い環境だという場合があるのです。室内で撮影していて「なんだか上手くいかないな?」という時には、室内の照明を付けたり、フラッシュを使用して撮影してみましょう。

フラッシュを使った撮影で被写体ブレを防ぐ

コンパクトデジカメ(コンデジ)や、ミラーレス一眼・一眼レフカメラを使っての撮影なら、フラッシュを使用した撮影も効果的です。フラッシュを使って撮影すると、ある程度の被写体ブレを防ぐことが可能です。

ただし、フラッシュを使用しての撮影にはいくつかの注意点があります。注意点を踏まえたうえで、撮影にフラッシュを使うかどうかを決めてください。

注意すること
  • フラッシュ撮影が禁止されている場所では、フラッシュは使用できません。
  • 被写体がカメラから遠すぎると、フラッシュの光が届かないので効果が出ません。
  • オートでフラッシュ撮影をした場合、背景が思っていたより暗く写ってしまうことがあります。

スマホカメラの場合、動き回る子どもを撮影する時にフラッシュを使う事はおすすめできません。
なぜなら、スマホカメラでフラッシュをONにした場合は、シャッターを押してから実際に写真が撮れるまでに大きな時間差(タイムラグ)が発生してしまうからです。タイムラグが大きいと、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまいます。

手ブレしないように、カメラをしっかりとホールドする

写真の成功率を少しでも上げるために、カメラをしっかりと構えることはとても重要です。
カメラをしっかりと構えてホールドすると、手ブレを防ぐことができるからです。

ここで見落としがちなのが、シャッターボタンを押した勢いで手ブレが起こってしまう事があるという事です。シャッターボタンは優しく押すように心がけてください。

特に動き回る子どもを撮影する時には、子ども自身がブレて写ってしまう”被写体ブレ”が多発します。
被写体ブレに手ブレが重なってしまうと、更に写真がブレてしまう結果となります。しっかりとカメラをホールドして撮影に臨んでください。

子どもの動きを予測する

相手がたとえわが子であっても非常に難しいことですが、子どもの動きを予測して、一瞬先を狙ってシャッターボタンを押すようにしてみてください。
最初は予測が外れてしまうことも多いと思いますが、徐々に狙い通りの写真が撮れるようになるはずです。

カメラには、シャッターボタンを押してから実際に写真が撮れるまでに、ごくわずかな時間差が発生します。これをタイムラグといいます。
タイムラグが発生すると、狙った瞬間と実際に撮れた写真にイメージの違いが発生します。動きの激しい子どもを撮影した場合、タイムラグが発生している瞬間の動きも大きいためイメージの違いも大きくなってしまうのです。

特にスマホカメラで撮影した場合に、タイムラグによるイメージの違いが大きく出る傾向があります。
タイムラグによるイメージの違いを埋めるために、一瞬先の動きを予測してシャッターを押すことを実践してみてください。

子どもを追いかけない

動き回る子どもの写真を撮影する時に、自分も一緒になって子どもを追いかけていませんか?

写真を撮るために子どもを追いかけると、焦ってシャッターを押すことになってしまい、構図も子どもの表情もダメダメ…。ということになりやすいのでおすすめできません。
撮りたい構図をある程度決めておいてカメラを構え、子どもの方から自分の方に来てもらえるよう誘導することができればベストです。

ただし屋外での撮影の場合、子どもがどこまでも走って行ってしまわないように注意が必要です。
写真を撮る人と、子どもを見守る人。二人以上で役割分担をしながら撮影に臨んでくださいね。

一瞬だけ子どもの気を引く一発芸を身につける

動き回る子どもに止まってもらう事は至難の業です。
しかし、子どもの動きを一瞬でも止めることができれば、その隙に写真を撮ることが可能です。


コツは、子どもが「えっ何?」と思うような働きかけをすること。
子どもの気を引くのに効果的な呼びかけを集めてみましたので、参考にしてみてください。

子どもの気を引く呼びかけ方法
  • 「あっ飛行機!」など子どもの好きな乗り物を見つけた様子で、子どもに見てほしい方向を指さす。
  • 子どもが手に持っているものを「何持ってるの?見せて~。」と声掛けして見せてもらう。
  • 「ママ(撮影者)どこ~?」と声をかけて、撮影者に注意を向けさせる。
  • カメラの後ろから「ばぁ!」と顔を出して子どもの注意を引く。
  • カメラの後ろから、子どもが好きなキャラクターのぬいぐるみなどを登場させて注意を引く(ぬいぐるみを登場させてくれるアシスタント役がいると、撮影者はカメラ操作に集中できます。)

ここで最も重要なのは、呼びかけを多用しないことです。
最初は上手く気を引くことができても、だんだんと子どもの方も呼ばれることに慣れてしまい、こちらからの呼びかけに反応しなくなってしまいます。
呼びかけは、ここぞという時に効果的に使用してください。

カメラの設定を工夫して、子どもの動きが止まるよう撮影する

コンパクトデジカメやミラーレス一眼・一眼レフをお使いの方はカメラの設定を見直してみてください。
よりブレにくい設定に変えることにより、動き回る子どもを写真に撮った時の成功率がアップします。

スマホでもできる機能もありますので、チェックしてみてくださいね。

連写機能をONにする(スマホもOK)

動き回る子どもを撮影する時には連写機能をONにすることがおすすめです。
いい瞬間をしっかり狙ってシャッターを押したつもりでも、動きが速すぎて子どもの表情が微妙だったり、ポーズが微妙だったりすることがあるからです。


また、連写する事によって後から写真をセレクトする事ができるので、一番いい写真を残すことができるようになります。

※連写した写真をそのまま残しておくと、データが膨大な量になってしまい、管理がとても大変です。お気に入りだけ残して、あとのデータは破棄するように心がけてください。

iPhoneで連写する方法

iPhoneで連写したい時は、シャッターボタンを押しながら左にスライドさせてください。
シャッターボタンを押し続けている間は連写で撮影することができます。

データの確認方法も併せてご紹介します。
撮った写真を開くと、右下の方に「選択」という項目があります。「選択」をタップすれば、連写で撮影した全ての写真を確認する事ができます。スマホのデータ容量を圧迫しないためにも、お気に入りの写真だけ残して他の写真は削除しましょう。

Androidで連写する方法

カメラアプリを開き、「連続撮影」という項目があれば連写が可能です。
「連続撮影」をONにしてシャッターボタンを長押しすると、シャッターボタンを押している間は連写をし続けてくれます。

連続撮影の項目がない機種をお使いの場合は、連写機能が付いているカメラアプリを導入しましょう。

コンパクトデジカメ・ミラーレス一眼・一眼レフで連写する方法

連写ボタンの位置説明
背面ボタンに連写マークの付いたカメラ
連写ボタン拡大
連写マークの拡大画像

カメラによってついている場所は異なりますが、連写のマークがついているのでそれをONにします。
(機種によっては背面液晶にメニュー表示されるものもあります)
紙が何枚か重なっているようなマークが連写マークです。
連写をONにしたら、シャッターボタンを押している間は写真を撮り続けることができます。

カメラによっては連写にもいくつかのモードがあるものがあります。一番早い連写速度が出るモードに設定しておくことをおすすめします。

※連写しすぎるとカメラの処理能力が追い付かず、しばらく写真を撮ることができなくなってしまう事がありますので注意してください。

フォーカスモードをAF-Cに設定する

AF-Cとは

シャッターボタンを半押ししている間は、自動的にピントを合わせ続けてくれる機能のこと。

シャッターボタンを半押しし続け、撮りたい瞬間が来たらシャッターボタンを押し切ります。

動いている被写体にもピントを合わせ続けてくれるので、撮りたいと思った瞬間にシャッターボタンを押すことができる便利な機能です。
動き回る子どもを撮影する時にはフォーカスモードをAF-Cに設定しておくことをおすすめします。

スポーツモードに設定する

カメラのオート撮影機能の中でも、動く被写体を撮影する時に最適なのがスポーツモードです。
スポーツモードは、カメラがその場の環境に合わせて、被写体ブレが少なくなる設定にしてくれる機能のことです。動き回る子どもの写真を撮る時にはぴったりの機能なので、ぜひ活用していきましょう。

まとめ

動き回る子どもは、ブレてしまったり構図がなかなか決まらなかったりで、撮影がとても難しい被写体です。
最初は何度も繰り返し挑戦して、沢山撮影した中に良い写真があったらラッキー。くらいの気持ちで取り組んでみてください。コツを掴めば、動き回る子どもの写真もピタッと撮れるようになります。

ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサーリンク
この記事がお役に立てたらシェアお願いします
はるをフォローする
はるらんまん

コメント

タイトルとURLをコピーしました