こどもの行事撮影

カメラ初心者でも上手に撮れる!運動会の写真の撮り方~徒競走編~

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アイキャッチ

こんにちは。はるです。

春や秋は運動会の季節ですね。

昨今では感染症の流行で、運動会を見に行くことのできる保護者に人数制限が設けられているところもあるかと思います。

そのため運動会を見に行けない家族から「写真を撮ってきて!」と頼まれるケースもあるでしょう。

当日運動会を見に行くことができない家族のためにも、わが子が頑張っている姿をしっかりと写真に残しておきたいですよね。

この記事では、運動会のプログラムの中でも特に難しい徒競走(かけっこ)の写真を上手に撮影できるコツやポイントを解説してます。

徒競走に限らず、リレーや障害物競走など走る系の種目にも応用できますよ。

※この記事は、以前ツイッターにアップしたツイートをまとめ直したものです。

走る系以外の種目はこちらの記事を参考にしてください↓↓

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運動会を撮影するカメラは何がふさわしい?

cameras

運動会の写真をきれいに撮るためには

  • 遠くにいる子どももしっかり写すことができる
  • 走っている子どもをはっきりと写すことができる

上記の2点が重要なポイントとなります。

そのために必要なカメラの機能が

  • 望遠機能
  • 手ブレを防ぐ機能
  • 連写機能
  • 速いシャッター速度

この4点です。

上記の4点を満たしてくれるカメラとして一眼レフ・ミラーレス一眼が挙げられます。

もしこれらのカメラを所持しているのなら、運動会には迷わず持って行きましょう!

レンズは標準ズーム1本があればじゅうぶんです。望遠レンズと標準ズームの2本があると無敵の装備になれます。

もちろん、コンデジやスマホカメラでも撮影することは可能です。

一眼を持っていないからといって諦める必要はありませんので、安心してください。

カメラの購入を迷われている方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね↓↓

運動会の前日までに確認しておくこと

機材

せっかくカメラを持って運動会に出掛けても、肝心のカメラが動かなくては意味がありません。

運動会の前日までに以下の2点は必ず確認しておくようにしましょう。

  • バッテリーの充電(予備バッテリー含む)
  • 記録メディアの空き容量

バッテリーは運動会の前日に充電しておきます。
予備バッテリーがあるのならそちらもフル充電の状態にしておくと安心です。

充電が完了したら、バッテリーをカメラにセットしておくことを忘れずに。
コンセントに挿しっぱなしで忘れてきてしまったということのないように注意してください。

また、徒競走の撮影では連写機能を使うため、撮影枚数が多くなることが予想されます。

記録メディアの空き容量が十分にあるかということも、しっかりと確認しておいてくださいね。

徒競走を撮影する時のカメラ設定はこれ!

設定

次に、運動会(徒競走)を撮影する際におすすめの設定を解説します。

一眼レフやミラーレス一眼・コンデジを使う人はぜひ参考にしてみてください。

カメラの設定を少し変えることで、運動会を撮影した時に起こりやすい手ブレや被写体ブレ・ピンボケを回避する事ができるようになります

撮影モードを「スポーツモード」に設定する

スポーツモード

普段は全自動やプログラムオートで撮影している人も、運動会を撮影する時にはスポーツモードに設定しましょう。

スポーツモードを使うメリット
  • 動いている被写体がブレないように、なるべく速いシャッター速度になるよう露出(※1)を自動で調整してくれる
  • シャッターボタンを半押ししている間、動いている被写体にも自動でピントを合わせ続けてくれる(※2)
  • シャッターボタンを押している間は自動で連写してくれる(※2)

(※1)露出=写真の明るさを決定すること
※2)カメラの機種により違いがあります

上記のように、スポーツモードは動いている被写体を撮影することに特化した機能です。

運動会の撮影をする時にはスポーツモードに設定しておけば安心です。

フォーカスモードを「AF-A」もしくは「AF-C」に設定する

所持しているカメラにスポーツモードが搭載されていない場合は、フォーカスモードを「AF-A」もしくは「AF-C」に設定しましょう。

(カメラの機種によっては「AF-A」機能が搭載されていないものもあります)

AF-A・AF-Cの特徴

被写体にAFフレーム(※3)を合わせてシャッターボタンを半押しピントを合わせると、シャッターボタンを半押ししている間は被写体が動いても自動で追いかけてピントを合わせ続けてくれ

(※3)ピントを合わせる場所。モニタやファインダー上に□で表示されているアレです

細かくピントを合わせ直す必要がないため、動いている被写体を撮影したい時にはとっても便利な機能です。

ドライブモードを「連写モード(高速)」に設定する

連写マーク

走っている子どもは動きが非常に速いため、シャッターを押すタイミングによっては、手で顔が隠れてしまったりする可能性も出てきます。

とはいえ速い動きの中で的確なシャッターチャンスを狙うのは至難の業。

カッコよく走っている瞬間を残すためには、連写モードに設定しておくことをおすすめします。

写真の黄色い丸で囲った部分、□が重なったマークが連写マークです。
このマークが付いているボタンを押し、背面モニタに連写マークが表示されれば連写モードに設定完了です。
(カメラの機種によって背面ボタンに機能が割り当てられていたり、Fnボタンに機能が割り当てられていたりとカメラによって操作方法が異なる場合があります。お手持ちのカメラの説明書を確認してください。)

また、カメラによっては連写モード高速連写モードがある機種もあります。

そんなときは迷わず高速連写モードをチョイスしてください。

連写で撮影するとどうしても枚数が増えてしまうので、後から良い写真だけを残して整理してくださいね。

とにかく手ブレを防ごう

運動会の撮影は、被写体ブレとの闘いでもあります。

しかし、手ブレ(カメラブレ)を防ぐこともとっても重要なポイントなんです。

せっかく撮った写真も、手ブレが原因でブレてしまっていては悲しいですよね。

手ブレを防ぐためにはいくつかコツがありますので、しっかりと押さえておきましょう。

運動会の保護者席から、椅子などに座った状態で撮影する事を前提として解説しています。

カメラの基本的な構え方

カメラの構え方
カメラの構え方

手ブレを防ぐために、カメラの構え方はとっても重要です。

  • 右手の人差し指の腹でしっかりとシャッターボタンを押さえる
  • 左手はレンズを下からしっかりと支える(デジイチ・ミラーレス一眼の場合)
  • 両脇はこれでもかっていうくらいしっかりと締める
  • 肩の力は抜いて、下げることを意識する(力が入りすぎると肩こりの原因になるため)

上記のポイントをしっかりと意識して、運動会当日までにブレない構え方をマスターしておきましょう。

持ち込みOKなら三脚を上手く使いこなそう

会場内に三脚の持ち込みが許可されているなら、三脚を使用するのも手ブレ防止には効果的です。

三脚を使用する際には

  • 自分の正面に設置し、三脚の脚が両隣のスペースにはみ出てしまわないように注意する
  • 三脚の高さは、カメラを含めても自分の顔の高さまでにとどめる
  • 三脚の脚を開いたまま持ち歩かない

以上の事に注意し、周囲の人に迷惑をかけることのないようにじゅうぶん気を付けてください。

自席からの撮影に使うのであれば、持ち運びしやすく邪魔になりにくいコンパクトなタイプの三脚がおすすめです。

脚部分をワンタッチで伸ばすことができる三脚なら、初心者でも簡単に取り扱う事ができますよ。

周囲の物も上手く利用して手ブレを防ごう

ブレ防止のヒント

三脚を持っていない人や、三脚の持ち込みが不可な会場でも大丈夫。

自分の身体や近くにある物を使って、よりしっかりとカメラをホールドする方法があるんです。

  • 片膝を立てた姿勢の状態で、自分の膝を支点として利用する
  • 椅子やクーラーボックス等の上にカメラを置いて支える
  • 椅子やクーラーボックスの高さが足りない場合は、そこに肘を付く格好でカメラを構える
  • 壁などのしっかりしたものに寄りかかってカメラを構える

望遠レンズを使用している場合や、ズームレンズの望遠側を使っている時は特にカメラがブレやすくなります。

しっかりとカメラをホールドして、手ブレを防ぎましょう。

手ブレを防ぐカメラの構え方は、こちらの記事でも詳しく紹介しています↓↓

走っている子どもにピントを上手く合わせるコツ

走る子ども

走っている子どもにうまくピントを合わせるコツは、AFフレームを子どもの胸の真ん中(もしくは顔の中央)に合わせ続けることです。

走っているシーンでは、子どもが走っているスピードに合わせてカメラも動かすことを心がけてください。

子どもの走る速さととカメラを動かすスピードがズレていると、ピントがズレてしまう原因にもなりますので注意が必要です。

徒競走はどのシーンを撮ればいい?

徒競走

徒競走とひとくちに言っても、その中には様々なシーンが含まれています。

撮影すべきポイントを押さえておけば、ダラダラと撮り続けてしまう事を防ぐことができるので、写真の整理もグンとラクになりますよ。

「わが子を撮る事」に夢中になり過ぎてしまうと、アップの写真ばかりになってしまいがちです。後で写真を見返した時にその時の状況が分かるように、引きの写真も撮ることを意識しましょう。

出走前の表情を狙おう

緊張

最初に狙うべきは、子どもが自分の順番を待っている間の表情です。

緊張とわくわくが入り混じった、普段あまり見ることのできない表情が捉えられるかもしれません。

スタートラインに付いたところ

スタート

おすすめなのは「位置について、用意」の「用意」の瞬間です。

ぐっと身をかがめて真剣な表情で前を見つめている瞬間は、徒競走ならでは。

上半身のアップを狙うのも良いですが、ここは引きで撮るのがおすすめです。

一緒に走るメンバー全員を写し込むことで、より臨場感のある写真に仕上がります。

全力で走っているところ

全力疾走

全力で走っているところもしっかりと写真に収めましょう。

徒競走の中で最もブレやすいシーンなので、しっかりとカメラをホールドすることを心がけてください。

わが子にばかり目が行ってしまい、ついついアップの写真ばかり撮ってしまいがちです。アップだけではなく、引きの写真も撮るように意識すると良いでしょう

一眼レフ・ミラーレス一眼を使っているならズームレンズの使用が断然おすすめ!ズームリングをぐるぐるするだけで、アップ・引きと画角を簡単に一瞬で変えることができます。

ゴールシーンは一番の見せ場!

ゴール

徒競走で最大の見せ場は何と言ってもゴールシーンです。

ゴールする瞬間の表情は確実に捉えていきたいところですね。

ゴールテープがあるのなら、テープが胸にかかった瞬間がシャッターチャンスです。

コツをつかんで、運動会の思い出を写真に残そう

表彰台

「走っている子どもを撮ることは難しい」

ついそう考えてしまいがちですが、撮影のポイントを知っておけばそんなに難しいものではありません。

もしぶっつけ本番での撮影に不安があるのなら、休日に公園などでお子様を相手に練習しておいても良いですよ。

今年の運動会はぜひ、ステキな写真をたくさん撮ってきてくださいね。

疑問や質問がありましたらコメント欄にお願いします。

運動会の撮影が終わったら、カメラのお手入れも忘れずに行いましょう。

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