写真の基礎知識

メモリーカードの保管、写真を撮影した後はどうしてる?正しい記録メディアとの付き合い方

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こんにちは、はるです。

みなさんはカメラで写真を撮った後、メモリーカードはどのように扱っていますか?

データはメモリーカードに入っているからまぁいっかと思って、そのままカメラと一緒に片付けてしまいます。

撮影後のメモリーカードをそのままにしておくことは危険ですよ。データのバックアップを取る習慣をつけましょうね。

面倒だから。やり方が分からないから。

そんな理由でメモリーカードを放置してしまっていたらそれはとっても危険なことです。

もしかしたら一瞬で全てのデータが消えてしまうかもしれません。

大切なデータを守るために、メモリーカード内データのバックアップを取ることはとても重要です。

方法と手順さえ分かれば決して難しい作業ではありませんので、ぜひマスターして習慣化していきましょう。

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なぜメモリーカード内データのバックアップが必要なのか

カメラとメモリーカード

そもそもなぜメモリーカード内のデータはバックアップが必要なのでしょうか。

それには複数の理由があります。

メモリーカード内のデータは、いわゆる電気信号です。

ほんの少しの衝撃で壊れてしまう可能性があるという脆い一面を持っています。

そして一度壊れてしまったデータは元に戻すことができません

もしできたとしても、多くの場合は高額な費用がかかってしまいます。

大切な思い出のデータを長期に渡って安全に保存していくためにも、メモリーカード内のデータのバックアップを取ることは非常に重要なのです。

カメラを紛失した際にメモリーカードも一緒に失くしてしまう可能性がある

万が一カメラをどこかへ置き忘れて紛失してしまったら、カメラの中に入っているメモリーカードも一緒に紛失してしまうことになります。

休憩のためベンチなどに座ったときに、ふとカメラを隣に置いてそのまま忘れていってしまうケースが多いようです。

カメラは比較的高価な商品なので、何者かに持ち去られてしまったら手元に戻ってくる可能性は非常に低くなってしまいます。

大切な思い出も一緒に持ち去られてしまうと悲しみは倍増…いやそれ以上のものになるでしょう。

データのバックアップを取っていなかったならなおさらです。

うっかりカメラを置き忘れて大切な思い出までゴッソリ失くしてしまうリスクを減らすためにも、データのバックアップは重要です。

カメラを破損した際にデータが取り出せなくなってしまう可能性がある

例えばカメラを海中に水没させてしまい動作が不可能になってしまった場合、中に入っているメモリーカードも一緒に破損してしまう可能性があります。

メモリーカードからデータが読み出せなくなってしまったら、データを取り出すことはできません。

あまりないケースかもしれませんが、万が一の事故に備えてデータのバックアップはしっかりと取っておきましょう。

メモリーカードの寿命によりデータが読み込めなくなってしまう可能性がある

一般的にコンデジやミラーレス一眼などのデジカメで使われていることの多いSDカードの寿命は意外と短く、平均して2~3年程だといわれています。

カードを製造しているメーカーや価格帯にもよりますが、基本的には低価格なものほど寿命が短いという傾向にあります。

  • カメラに入れるとエラーが発生する
  • カメラに入れたのに認識されない

そんな症状が出始めたら寿命が近づいているサインです。

いつ寿命が来てSDカードが使えなくなってもおかしくない状態なので、早急にデータのバックアップを取りカードの買い替えを検討しましょう。

データ破損のリスクを分散させる必要がある

前にも述べましたが、写真データは電気信号でできています。

このデータはちょっとした衝撃で破損してしまう可能性を持っています。

懐かしい写真を見ようとしたらデータが壊れていて見られなかった…そんな悲しい出来事を回避するためにも、複数の場所にバックアップを取っておくことをおすすめします。

メモリーカード内データのバックアップを取る方法

方法

大切なデータを守るために、バックアップを取ることは非常に重要です。

ここでは、バックアップを取る方法をいくつかご紹介します。

自分のやりやすい方法で大丈夫なので、データのバックアップはしっかりと取るようにしてくださいね。

データのバックアップは2か所以上に取っておくと、より安心です。

メモリーカードをPCに接続してバックアップを取る

自宅にPCを持っている人であれば、メモリーカードをPCに接続してバックアップを取る方法が最も簡単で効率的です。

PCの機種によっては本体に直接SDカードを挿せる場合もあります。カードスロット(カードの差込口)がないPCでも、カードリーターを用意すれば問題ありません。

カードリーダーはPCに付いているUSB差込口に挿して使用するので、ほぼ全てのPCで使用することが可能です。

カードリーダーを購入する際には、自分のカメラで使っている種類のメモリーカードに対応しているかどうかを確認してくださいね。

マイナンバーカードや、手持ちのメモリーカード以外も読み込むことができるカードリーダーをひとつ持っているととても便利ですよ。

Wi-Fi機能付きのメモリーカードを使ってデータを転送する

PCを持っていない人に便利なのが、Wi-Fi付きのメモリーカード(SDカード)です。

このカードを使うと、ケーブルなどを繋がなくてもスマホやPCにデジカメで撮った写真を転送することができるんです。

PCがなくてもスマホにデータのバックアップを取ることができるので便利な一方、スマホのデータ容量を圧迫してしまう恐れがあります。

スマホへデータを転送した際には、そこからさらにクラウドサービスなどにデータを転送し、スマホの容量がいっぱいにならないように注意しましょう。

街の写真屋さんでDVD-Rに焼いてもらう

ショッピングモール内などにある写真屋さんへメモリーカードを持参すれば、データをDVD-Rに焼いてくれるというサービスがあります。

手間も機材も必要なく簡単にバックアップを取ることができるので、全く何の知識がない人でも手軽にカメラの写真データを保存することが可能です。

ただし、価格は「DVD1枚でいくら」と設定されていることが多く、あまりにも保存するデータが少ない場合は割高になってしまいますので注意が必要です。

データのバックアップを取るタイミングはいつがベスト?

バックアップを取る女性

メモリーカード内のデータのバックアップは、写真撮影をしたその日のうちに取っておくのがベストなタイミングです。

「後でやろう」と考えているとつい忘れてしまうのが人間です。

データのバックアップを取る→カメラのお手入れをする→カメラを片付ける

デジカメで写真を撮った日は上記の作業をルーティーンに組み込みましょう。

バックアップを取った後のメモリーカードはどうする?

バックアップ後のメモリーカード

メモリーカードは、データを消去すれば何度も繰り返し書き込みをすることが可能です。
(書き込み可能な回数には上限があります)

データのバックアップを取った後、メモリーカードはフォーマットしておくことをおすすめします。

使うたびにカードをフォーマットしておけば、次回撮影したデータのバックアップを取る作業が非常に簡単になりますよ。

フォーマット作業はPCでも行うことができますが、カメラで行うことをおすすめします。

まとめ

白いSDカード

ついそのままにしてしまいがちなメモリーカードの写真データ。

しかしメモリーカード内のデータはいつ破損したり紛失してしまうか分かりません。

適切にデータのバックアップを取ることで、大切な思い出を長期に渡り保管することが可能になります。

データが破損してしまって後悔してからでは遅いです。

未来の自分や子どもたちのために、しっかりとデータのバックアップを取る習慣をつけてくださいね。

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はるらんまん

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