写真の基礎知識

運動会の写真撮影に三脚は必要?三脚使用のメリットをママフォトグラファーが解説します

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こんにちは、はるです。

子どもの運動会を撮影するときに、三脚は果たして必要なのでしょうか。

荷物になるし、三脚を使うメリットがいまいちピンときませんね。

  • 使ったことがないから
  • 三脚を持っていないから
  • 持ち運ぶのに荷物になるから

そんな理由で今まで三脚を使ってこなかったのであれば、非常にもったいないことです。

運動会の写真撮影で三脚を使用することはメリットだらけなんですよ!

持ち込みが禁止されていないのであれば、運動会の写真撮影にはぜひ三脚を使用することをおすすめします。

ではなぜ運動会の写真を撮るときに三脚を使うとメリットがたくさんあるのでしょうか。

この記事では、運動会の写真撮影時に三脚を使用するメリットを解説しています。
三脚使用時の注意点も解説していますので、併せて確認してくださいね。

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運動会の写真撮影に三脚が必要な理由

三脚

運動会の写真を撮影するときに三脚を使用するメリットは主に以下の4点が挙げられます。

  • カメラブレ・手ブレを防いでより良い写真を撮ることができる
  • カメラを構え続ける必要がないため疲れにくい
  • 構図が安定しやすい
  • 自分の目でも子どもが競技している様子を観戦することができる

カメラブレ・手ブレを防いでより良い写真を撮ることができる

運動会などで動いている被写体を撮影するときは、特にブレやすいので注意しなくてはいけません。

写真のブレには子ども側が動くことが原因でブレが起こる被写体ブレ、カメラ側が動いてしまうことによって起こるカメラブレ・手ブレの2種類があります。

三脚を使用する事により、ブレの原因であるカメラブレ・手ブレをかなり防ぐことができます
これにより手持ちで撮影したときと比べて、失敗写真を減らすことができるというメリットがあるのです。

カメラを構え続ける必要がないため疲れにくい

手持ちで撮影する場合、当然ながらカメラをずっと構えていなくてはなりません。
長時間カメラを構えていると、肩こりの原因になってしまうことも。

また運動会の撮影はブレやすいことから、「ブレないように構えなきゃ」と力が入ってしまうと余計疲れてしまいます。

三脚を使用する事によりカメラを構えることから解放され、より少ない疲労で撮影を行うことができるようになるのです。

構図が安定しやすい

三脚にカメラを据え付けてあらかじめ水平垂直を調整しておけば、安定した構図で写真を撮ることができます。

手持ちで撮ったら1枚ずつ写真の角度が違う…ということもありえますが、三脚の使用により構図のバラつきを防ぐことができるんです。

三脚を使用して撮影した写真は、後から見返したときに全体的に安定感がありますよ。

自分の目でも子どもが競技している様子を観戦することができる

手持ちでカメラを構えているとどうしても撮影に集中してしまい、肝心の目の前で行われている競技を自分の目で見られないということが起こりやすいです。
運動会が終わった頃に、背面モニタ越しにしか競技を見ていないことに気付いてしまうと何とも悲しい気持ちになりますよね。

しかし三脚を使用する事により、ずっとカメラを見ている必要はなくなります。

構図さえ決めてしまえばあとは子どもの動きに合わせてカメラを左右に振るだけなので、肉眼で競技を見る余裕も出てくるでしょう。

運動会の写真撮影で三脚を使うときの注意点

こどもと三脚

運動会の写真撮影に三脚を使用することにはメリットがたくさんあり、非常に魅力的です。

しかし三脚を使用する際には注意が必要な点も。

事故や怪我の原因となってしまうこともありますので、三脚の取り扱いには注意してください。

そもそも三脚の使用が禁止されている場合がある

園や学校によっては、そもそも三脚の持ち込み及び使用を禁止しているところもあります。

運動会のしおりやお便りなどをきちんと確認して、三脚の持ち込み可否を事前に確認しておきましょう。

三脚を使用しての撮影中には周りの保護者に迷惑が掛からないよう気をつける

三脚を使用しての撮影中は、周りの保護者に思わぬ所で迷惑を掛けてしまっていることがあります。

  • 広げた三脚の脚が、隣の人のスペースへ侵入している
  • 三脚を立てる高さが高すぎて、後ろで観ている人の視界を遮ってしまっている

このようなことがないように、三脚を使用して写真撮影をする際は以下の点に気を付けてください。

  • 三脚を立てる位置は自分の正面に
  • 三脚を立てる高さは自分の顔の高さまでにする
  • 三脚を立てた際に脚が隣の人のスペースへ侵入していないか確認する

ここで更なる注意点がひとつあります。
それは、三脚の脚は必ずしっかりと開ききった状態で使用することです。

隣の人に迷惑がかかるからといって三脚の脚をすぼませた状態で使用すると、しっかりと安定せず転倒してしまう恐れがあります。

もし自分の観覧スペースが狭くて三脚の脚を開ききることができない場合は、三脚の脚を全て閉じて一脚として使用することをおすすめします。

自立しないので手を離すことは出来なくなってしまいますか、ブレを防いだり構図を安定させたりする役割は果たしてくれるので安心してくださいね。

突風・躓きなどによる三脚の転倒に気をつける

通常はどっしりと安定している三脚ですが、本体及びカメラに衝撃が加わることにより転倒してしまう恐れがあります。

  • 突風が吹いたとき
  • 三脚の脚に人がつまづいたとき

特に軽量の三脚を使用していたり、三脚のグレードと比べて重すぎるカメラが付いていたりするときに転倒事故が起こりやすいので注意が必要です。

また、三脚を高くするほど重心が上がり、転倒のリスクが高まります。

三脚の転倒を防ぐためには、以下の3点に注意してください。

  • 撮影をしていないときでも、三脚を立てている間は三脚の側から離れない
  • 三脚の高さ調節は、エレベーター(カメラを取り付けているすぐ下の部分)で調節するのではなく3本の脚の高さで調節する。
  • 三脚のセンターポール下にフックが付いている場合は、そこにカバンなどを引っかけて重りにする

カメラを付けた三脚が転倒してしまうと、周りの人が怪我をしてしまう危険があるだけでなく、カメラが故障してしまう原因にもなります。
くれぐれも、三脚の転倒には気を付けましょう。

移動の際には三脚の持ち方に気をつける

三脚を持ち歩く際には、人や物に三脚をぶつけてしまわないように注意して持ちましょう。

OK持ち方

上記のイラストのように、自分の体に添わせるようにして三脚を抱えて持ち運びます。

また三脚を持ち運ぶ際には以下の作業をしておきましょう。

  • 三脚の脚を全てたたむ
  • 三脚のサイズを最小の状態にする(伸ばしていた脚を縮めておくなど)
  • カメラは取り外しておく

また、以下のような持ち方は非常に危険なためNGです。

NG持ち方
  • 三脚の脚を持ち、手にぶら下げて持ち歩く。
  • 三脚を肩に担いで持ち歩く

三脚の脚を持ち手にぶら下げて持ち歩くと、三脚の先端がちょうど子どもの顔の高さと同じくらいになります。

後ろを子どもが歩いていた場合、顔や目に当たってしまう危険性があるので絶対にやってはいけません。

いっぽうで肩に担いだ場合は、三脚の位置が大人の顔の高さくらいになります。
こちらも後ろを歩いていた大人の顔や目に当たってしまう危険性がありますので止めましょう。

まとめ

三脚

三脚を使うと構図が安定しやすく、カメラブレや手ブレの少ない写真を撮ることが可能になります。
手持ちでの撮影よりずっとラクにいい写真が撮れる可能性が高いので、運動会の撮影に三脚を使用する事はとてもおすすめです。

今まで使った経験のなかった人も、この機会に三脚を導入してみてはいかがでしょうか。

三脚を使用する際には、ルールやマナーを守って、安全な取り扱いを心掛けてくださいね。

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